- 2022/06/21
上がるのでしょうか? ブライトリングのベントレー・グリーンは、実は絶版になっています。
上がるのでしょうか? ブライトリングのベントレー・グリーンは、実は絶版になっています。
8月初旬、スイスの時計ブランドであるブライトリングとイギリスの高級車ブランドであるベントレーは、19年にわたるパートナーシップの終了をいわば予告なしに発表し、ブライトリングがこの2年間にベントレーのために発表したレーシンググリーンをイメージした一連の特別仕様時計は、パートナーシップに終止符を打つこととなりました。 そして少し前には、メカニカルクロノグラフ「B01 クロノグラフ 42 ベントレー スペシャルエディション」を撮影しましたので、以下の動画で詳しくご紹介します。
実は、ブライトリングとベントレーが初代コンチネンタルGTをきっかけにコラボレーションを開始した2002年から、ブライトリングが翼のロゴを消したことに対して、人によって好き嫌いが分かれるように、様々な議論が行われてきましたが、ひとつだけ言えることは、2人がコラボレーションを構想したとき、車の時計デバイスとしてトゥールビヨンを備えたマザーオブパールを使っていたことが挙げられます。 この2人は、トゥールビヨンを搭載したマザーオブパールを自動車の時計装置として使用し、自動車界と時計界を驚かせた。
BentleyとBreitlingのコラボレーションは常に話題となり、車や時計の愛好家にとっては、BentleyといえばBreitling、BentleyといえばBreitlingと思わせるという点で、もはや成功したともいえるでしょう。
とはいえ、昨年の機械式クロノグラフシリーズのリニューアルに伴い発売されたベントレーの特別モデルなので、詳しく見ていきましょう。 まず、ブライトリングの機械式クロノグラフは、旧モデルの大型サイズから42mm径になり、より日常使いに適したサイズになりましたが、クロノグラフ機能を搭載しているので、厚さは15.1mmと相変わらず厚めです。
上の比較では、新デザインでは、旧モデルよりもシンプルで洗練されたデザインにすることで、凝った質感を消していることがわかります。
ベゼルと文字盤の表示については、ベゼルインジケーター付きの回転ベゼルが特徴的で、クリスタルガラスを保護する役割を果たしています。 文字盤上には、3時、6時、9時にスモールセコンドディスク、30分、12時間の累積カウンターをそれぞれ配置し、6時位置の12時間ディスクにはカレンダー表示を搭載しています。
BreitlingがBentley Special Editionの文字盤にBritish Racing Greenを採用した理由は、グリーンは時計の世界で注目されている色であるだけでなく、110年以上前のモーターレースから続く自動車界を代表する色であり、Bentleyが最も頻繁に塗装に使用している色であるため、Bentleyに敬意を表しているためと考えられます。 ブライトリングがパートナーに捧げるオマージュ。
また、サファイアのシースルーケースバックにはベントレーの「BENTLEY」の文字が刻まれており、バックトランスペアレント仕様となっています。 COSC認定クロノメーターであるブライトリング・マニュファクチュール・キャリバー01を搭載し、精度、70時間のパワーリザーブ、200mの防水性を保証しています。
このモデルには、時計愛好家の間で弾丸ブレスレットとも呼ばれる、一目でそれと分かるローラービーズのスチール製ワンピースブレスレットとバタフライクラスプが付属しており、汗っかきの長い髪を持つ時計愛好家にはあまり親切ではないかもしれませんが、着け心地はとてもよく、腕によく馴染みます。
これまでお伝えしてきたのは、機械式クロノグラフは、歴史的にフライングウォッチをベースとしながらも、タキメーター機能を搭載してレーシングチームに支持されたプロフェッショナルスポーツウォッチであり、さらにダイビングクロノグラフスケールと独自の防水機能を持ち、陸・海・空で多目的に使える、3拍子そろった数少ないスポーツウォッチであることです。 スポーティーなデザインだけでなく、カジュアルでスタイリッシュなデザインに一新し、汎用性を高めました。
ブライトリングのCEOであるOGeorges Kernは、パートナーシップの終了に関するインタビューの中で、ブライトリングとベントレーの両社は、過去19年間に共に書き、創造したものを誇りに思っているが、今は別々の道を歩まなければならず、ベントレーが自動車産業における成功への道を歩み続けると確信していると述べました。 -Bentleyトゥールビヨンは、このパートナーシップの完璧な締めくくりとなることでしょう。