金無垢のG-SHOCK G-D5000-9JR【35周年記念モデル】
元々金無垢のG-SHOCKは、2015年のスイスのバーゼルで開催された世界最大の時計見本市であるバーゼルワールドでコンセプトモデルとして発表されたものでした。
「タフネスの究極を追求するG-SHOCK」×「究極の素材」という夢へ挑み生まれたのが、金無垢を纏ったG-SHOCK。
G-SHOCKの生みの親である伊部菊雄氏が開発に携わり、2015年のコンセプトモデルは、DW-5000 IBE SPECIAL(DW-5000 イベスペシャル)と呼ばれていました。
伊部氏のカジュアルシーンにもビジネスシーンにも合うフルメタルのG-SHOCKを作りたいという強い思いから開発が開始されたそうです。
当時販売の要望も多かったようですが、実現に至りませんでした。
その後、Casio Dream Project(カシオ ドリーム プロジェクト)という名の下、実用化に向けて開発を進めていたものが遂に販売されることとなったということです。
こちらが2019年に登場し実際に販売されることとなるG-SHOCK G-D5000-9JRです。
ちなみに公式発表でこの写真が最終版ではないとありましたので一部変更になる箇所があるかもしれません。
G-SHOCKの原点であるスクエアケースを採用したものです。2018年に販売されたGMW-B5000GD-9JFと見た目はそれほど大きく変わりはありません。
ですが、このG-SHOCK G-D5000-9JRはケース素材に金を採用されています。
ケース、ベゼル、バンドはもちろんのことビスにいたるまですべてに金が使われており、その重量はなんと300gになります。
ステンレスのG-SHOCK GMW-B5000GD-9JFは、167gでしたからおよそ1.8倍の重量ということになります。
そのお値段はなんと770万円です。
電波受信機能により、世界6局(日本 福島局 / 九州局、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国)の標準電波に対応するエリアでは時刻の自動修正が行われます。
また、カシオ独自のソーラー充電システムであるタフソーラーにより約10ヵ月間駆動し続けます。パワーセービング状態の場合は、約22ヵ月です。
ワールドタイム機能により世界38都市の時刻表示やLEDバックライトなど現代G-SHOCKお馴染みの機能たちはもちろん搭載されています。